コンテンツマーケティングにおいて、よりよいコンテンツを作るために「サジェストキーワード」は必要不可欠な要素です。
とはいえ、サジェストキーワードのことがよくわかっていない方も多いでしょう。
本記事では、
- サジェストキーワードの概要
- サジェストキーワードの調べ方
- サジェストキーワードの活用方法
- おすすめのサジェストツール
について紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、サジェストキーワードをコンテンツ制作に活かしてください。
サジェストキーワードとは?
サジェストキーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索窓にキーワードを入力したときに、自動的に表示される検索候補を指します。
たとえば以下のように、「スマートフォン おすすめ」とGoogleの検索窓に入力した際、その下に出現する「買ってはいけない スマホ ランキング」「スマホ 評判 良い機種」などがサジェストキーワードです。
サジェストキーワードを見ることで、
- ユーザーがどのような情報を求めているのか
- どのような悩みや疑問を抱えているのか
を推測できます。
先ほどの「スマートフォン おすすめ」のサジェストキーワードだと、
- 「買ってはいけない スマホ ランキング」⇒ 買ってはいけないスマホ機種を知りたい
- 「スマホ 評判 良い機種」⇒ 評判のいい機種を選びたい
というユーザーの意図が見てとれます。
このように、サジェストキーワードはユーザーの検索意図を探る手がかりとなり、コンテンツマーケティングの戦略立案において非常に有効です。
サジェストキーワードと関連キーワードの違い
サジェストキーワードと関連キーワードの違いをまとめると、以下のとおりです。
サジェストキーワード | 関連キーワード | |
表示場所 | 検索窓直下 | 検索ページ下部 |
表示の目的 | ユーザーがより早く・正確に情報を発見できるようにするため | ユーザーが興味を持ちそうな追加情報を提供するため |
生成方法 | 検索ボリュームやユーザーの検索傾向、トレンドを反映して生成 | ユーザーの検索傾向に左右されず、検索キーワードと関連性の高いキーワードを生成 |
それぞれ表示される目的や生成方法は異なるものの、ユーザーが知りたい情報が反映される点は共通します。
コンテンツマーケティングにおいては、サジェストキーワードと関連キーワードの両方を効果的に活用することが重要です。
サジェストキーワードの調べ方は?
サジェストキーワードを調べるには、主に下記2つの方法があります。
方法 | メリット | デメリット |
検索窓に入力する | ・手っ取り早く調べられる ・無料でできる |
・表示されるサジェストキーワード数に限りがある |
サジェストツールを活用する | ・一度に大量のサジェストキーワードを入手できる | ・ツールによっては利用料金が必要 |
上記それぞれの方法について、以下で詳しく説明します。
検索窓に入力する
冒頭でも述べたとおり、検索窓にキーワードを入力すると、サジェストキーワードは自動的に表示されます。サジェストキーワードを手っ取り早く調べたい方や、お金をかけずに調べたい方は、検索窓に入力するのがおすすめです。
一方で、一度に入手できるサジェストキーワードの数に限りがあるというデメリットもあります。(PCは最大10個、モバイル端末は最大8個まで)
なお、コンテンツ制作を目的にサジェストキーワードを調べるときは、「シークレットモード」の活用が有効です。シークレットモードでは自身の検索履歴や閲覧履歴などを反映しない検索結果が表示されるためです。
シークレットモードを用いないと、自分の検索履歴や閲覧履歴も反映したサジェストキーワードが表示され、実際のユーザーのニーズとは異なった検索結果になってしまうことがあります。
▼シークレットモードへの切り替え方(Google Chromeの場合)
サジェストツールを活用する
一度に大量のサジェストキーワードを入手したい場合は、サジェストツールを使うのがおすすめです。
例として、「ラッコキーワード」というツールを使ってサジェストキーワードを調査すると以下のようになります。
ご覧のとおり、検索窓に入力した場合と比べると、はるかに多いサジェストキーワードが確認できます。
ツールによっては利用料金がかかるものの、ユーザーの検索意図をより深く知りたい方はサジェストツールを使うのがおすすめです。
コンテンツ制作におけるサジェストキーワードの活用方法
サジェストキーワードはコンテンツ制作において、主に下記3通りの活用方法があります。
上記それぞれについて、詳しく解説します。
キーワード選定
サジェストキーワードをうまく活用すれば、キーワード選定を効果的に行えます。
一例として、以下のような流れでキーワードを選定する方法があります。
① メインキーワードで検索して、サジェストキーワードをリストアップする
② サジェストキーワードを検索意図でグループ分けする(検索意図が同じものは同一グループに分類する)
検索意図 | 対象キーワード |
---|---|
おすすめの格安SIMが知りたい |
|
各格安SIMの違いを知りたい |
|
iPhoneで使える格安SIMが知りたい |
|
③ 検索数に応じて重要なキーワードを絞る(基本的には検索ボリュームが大きいキーワードを優先)
サジェストキーワードに注目することで、今後どのようなコンテンツを作っていくのかを検討できます。
検索意図を含んだコンテンツ作成
サジェストキーワードは、コンテンツの作成時にも非常に役立ちます。サジェストキーワードをタイトルや見出しなどに盛り込むことで、検索意図を含んだより良質なコンテンツが作成できるからです。
例として、「スマートフォン おすすめ」というキーワードでコンテンツを作成するとしましょう。サジェストキーワードに注目すれば、単におすすめのスマートフォンを紹介するだけでなく、以下のようなアイディアが生まれます。
- 「スマートフォン おすすめ 安い」のサジェストキーワードに着目し、「安くておすすめのスマートフォン」の見出しを作る
- 「スマートフォン おすすめ android」のサジェストキーワードに着目し、「androidでおすすめスマートフォン」の見出しを作る(もしくは、androidのスマートフォンだけを紹介する記事を別で作る)
このように、サジェストキーワードをうまく活用することで、読者のニーズを満たした良質なコンテンツの作成につながります。
コンテンツのリライト
サジェストキーワードは、検索順位や成約率が上がらないコンテンツのリライトにも活用できます。サジェストキーワードを詳しく調べれば、コンテンツの内容が読者の検索ニーズからズレていないか確認できるからです。
一例として、サジェストキーワードを使って以下のようにリライトする方法があります。
① サジェストキーワードをリストアップする
②既存記事で網羅できていないサジェストキーワードを探す
③ 該当のサジェストキーワードを含めた見出しを追加する
→今回の例なら、「電話機能だけが備わったスマートフォン」を紹介する見出しを追加する。
なお、サジェストキーワードはニーズに応じて日々変化します。そのため、コンテンツの鮮度を保つ意味でも、サジェストキーワードは定期的に調査してリライトを実施しましょう。
サジェストキーワードを活用する際の注意点
サジェストキーワードを活用する際は、以下の3点に注意しましょう。
サジェストキーワードがユーザーニーズのすべてではない
ユーザーのニーズには、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類が存在します。
- 顕在ニーズ:ユーザーが自覚しているニーズ
- 潜在ニーズ:ユーザーが自覚できていないニーズ
このうち、サジェストキーワードによって把握できるのは顕在ニーズだけです。
したがって、ユーザーの潜在ニーズを満たすためには、下記のような方法でニーズを深掘りしなければなりません。
- 検索したキーワードで上位表示される記事を分析する
- Q&Aサービス(Yahoo!知恵袋など)でユーザーの疑問を探る
- 実際にユーザーに対してヒアリングを行う
より多くの人のニーズを満たせるコンテンツこそ良質なコンテンツであり、上位表示の可能性も高まります。サジェストキーワードだけに着目するのではなく、ユーザーが抱えるすべてのニーズを満たしたコンテンツ作りを心がけましょう。
コンテンツに盛り込むサジェストキーワードは精査する必要がある
抽出したサジェストキーワードは、必ずしもすべてコンテンツに盛り込む必要はありません。
表示されるサジェストキーワードは、それぞれ違った検索意図を持ちます。そのコンテンツで設定したペルソナに合ったサジェストキーワードのみ選びましょう。
たとえば「スマートフォン おすすめ」と検索すると、「スマートフォン おすすめ 機種」「スマートフォン おすすめ アプリ」というサジェストキーワードが表示されます。
これらのサジェストキーワードはそれぞれ検索意図が大きく異なるため、同じコンテンツに盛り込むと設定したペルソナにズレが生まれてしまいます。
サジェストキーワードはすべて盛り込むのではなく、設定したペルソナに適切なものかどうかを、きちんと精査することが大切です。
サジェストキーワードだけに着目するとコンテンツの独自性が失われやすい
サジェストキーワードを活用したコンテンツ制作は、多くのメディアが実施する定番のノウハウです。
つまり、サジェストキーワードだけに着目したコンテンツを作成すると、競合他社と似たような内容になりやすいので注意しましょう。重要なのは、競合他社が紹介していない独自の内容を取り入れることです。
独自性を出しつつ、検索上位を狙えるコンテンツの作成方法を以下の動画で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
▼検索上位に表示される記事作成のポイント
コンテンツ制作で活用したいサジェストツール4選
ここでは、コンテンツ制作で活用できる、下記4つのサジェストツールを紹介します。
ラッコキーワード
画像引用元:ラッコキーワード公式サイト
「ラッコキーワード」は、GoogleやYahoo!、Bingなどのサジェストキーワードを簡単に検索できるツールです。1日50回までであれば、誰でも無料で利用できます。
ラッコキーワードにはその他にも、共起語取得やAIによるタイトル・見出しの提案など、豊富な機能が備わっています。
さらに有料プランに加入すれば、検索ボリュームの取得など、より便利な機能も追加で利用可能です。
特徴 | 各検索エンジンのサジェストキーワードが簡単に検索できる |
料金プラン | ・無料プラン ・有料プラン(月額440円~) |
機能 | ・サジェストキーワード抽出 ・共起語取得 ・見出し抽出 ・AIによる提案 ・検索ボリューム取得 etc. ※料金プランによって機能が異なる |
OMUSUBI
画像引用元:OMUSUBI公式サイト
「OMUSUBI」は、サジェストキーワードをマインドマップ化できるツールです。
GoogleやYouTube、Wikipedia、Bingなど、複数の媒体におけるサジェストキーワードが検索できます。登録不要で、誰でも無料で利用可能です。
サジェストキーワードを視覚的にわかりやすく把握したい方は、OMUSUBIをぜひ使ってみてください。
特徴 | サジェストキーワードをマインドマップ化できる |
料金プラン | 無料(登録不要) |
機能 | ・Google ・YouTube ・Amazon ・Bing ・Dailymotion ・Wikipedia におけるサジェストキーワードを検索可能 |
Keyword Tool
画像引用元:Keyword Tool公式サイト
「Keyword Tool」は、GoogleやYouTube、Bingなどのサジェストキーワードを検索できるツールです。他のツールと比べても、抽出できるキーワードの数が非常に多いのが特徴的です。
Keyword Toolは、サジェストキーワードの抽出だけであれば無料で利用できます。有料プランに加入すれば、検索ボリュームやクリック単価データなども取得可能です。
特徴 | サジェストキーワードを大量に抽出できる |
料金プラン | ・無料プラン ・有料プラン(月額69ドル~) |
機能 | ・サジェストキーワード抽出 ・検索ボリューム取得 ・クリック単価データ取得 ・競合難易度評価 etc. ※料金プランによって機能が異なる |
Googleキーワード プランナー
画像引用元:Googleキーワードプランナー公式サイト
「Googleキーワードプランナー」は、Google検索における検索ボリュームを調査できるツールです。その他にも、競合サイトのキーワードや広告の入札単価などもチェックできます。
なお、Googleキーワードプランナーは、Google広告の出稿者であれば無料で利用可能です。広告を出稿していなくても利用自体はできますが、正確な検索ボリュームは表示されないのでご注意ください。
特徴 | Google検索における検索ボリュームを調査できる |
料金プラン | 無料 |
機能 | ・検索ボリューム取得 ・競合キーワード調査 ・広告入札単価調査 ※Google広告に出稿していない場合は正確な検索ボリュームが得られない |
まとめ
▼本記事のサマリ
- サジェストキーワードの概要
- サジェストキーワードと関連ワードの違い
- サジェストキーワードの調べ方
- サジェストキーワードの活用方法
- サジェストキーワードを活用する際の注意点
- おすすめのサジェストツール
今回は、サジェストキーワードの調べ方や活用方法、活用する上での注意点について解説しました。
サジェストキーワードは、ユーザーの検索意図を知るために必要不可欠なものです。今回紹介した内容をふまえて、良質なコンテンツ制作を心がけてください。
なお、弊社ではコンテンツマーケティングに関わる企業向けに、SEOの無料相談を承っています。サジェストキーワードの活用方法を含め、コンテンツの成果アップにつながるアドバイスが可能なので、お気軽にご相談ください。
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