「オウンドメディアの運営で失敗したくない」
「失敗しないためにも、うまくいくコツを押さえておきたい」
オウンドメディアを立ち上げるにあたり、上記のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
オウンドメディア運営が失敗するケースには、「目的が定まっていない」「キーワード選定が適切でない」など複数の原因があります。
そこで本記事では、以下の項目に分けて解説します。
- オウンドメディア運営で失敗する9つの事例
- オウンドメディア運営を失敗で終わらせないための4つの対策
- フラップネクストのオウンドメディア成功事例
失敗する原因と対策を知り、オウンドメディア運営に活かしてください。

オウンドメディア運営で失敗する9つの事例
オウンドメディア運営の失敗事例として、以下の9つが挙げられます。
- 目的が定まっていない
- 社内理解が得られていない
- 適切なメンバーアサインができていない
- ユーザーがメディアにたどり着くまでの動線が設計できていない
- 狙っている検索キーワードが適切でない
- ペルソナが正確に定まっていない
- 独自コンテンツが少ない
- コンテンツが更新されていない
- PDCAサイクルを回せていない
それぞれの失敗事例が理解できるように、詳しく見ていきましょう。
目的が定まっていない
オウンドメディアを立ち上げるにあたって、明確な目的がないと失敗する恐れがあります。
目的がはっきり定まっていない状態でオウンドメディアを立ち上げると、コンテンツにブレが生じて失敗リスクが高まってしまう恐れがあるのです。
競合が成功しているから、流行しているからという曖昧な理由では、失敗する確率が高くなります。
オウンドメディアを運営する目的には、たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 自社サービスへの集客
- 見込み客の教育・啓蒙
- ブランディング
- 人材採用
目的に応じてサイト設計や発信すべきコンテンツは変わってくるため、最初の目標設定は欠かせません。
社内理解が得られていない
オウンドメディア運営にあたり、社内の理解が得られていないと失敗につながる可能性があります。オウンドメディアの成果が出るまでには、膨大な時間と労力を要するケースが多いためです。
社内理解が得られていないと、成果が出る前にコストカットの対象となる、人的リソースが確保しにくくなるなどいくつもの問題が生じてしまいます。
結果、施策の継続が難しくなる可能性があるため、自社にとって有用であることを事前に社内へ周知して理解を得られるようにしましょう。
具体的には、オウンドメディアの目的と意義、途中経過などをすべての社員に周知して、有用性を示すことが大切です。
適切なメンバーアサインができていない
オウンドメディアの運営業務は、コンテンツの企画・制作だけでなく、現状分析や課題抽出、改善業務など多岐にわたります。
適切なメンバーをアサインできなければ、どこかで業務が滞り、オウンドメディア運営は失敗に終わるでしょう。
編集者やライターが不足している場合には、外注してプロに依頼する手もあります。
そもそも社内に知見が不足しているのであれば、運用代行業者の利用も検討しましょう。
オウンドメディアを失敗させないためには、多少のコストをかけてでも万全な運営体制を構築することが大切です。
フラップネクストでは、サイトの運営代行から施策実行の支援まで、オウンドメディアをもつ企業様を幅広くサポートしています。
メンバーアサインや人的リソースの確保が難しい場合は、こちらからお問い合わせください。
ユーザーがメディアにたどり着くまでの動線が設計できていない
見やすいデザインと良質なコンテンツを有するWebサイトが作れたとしても、ユーザーがたどり着かなかければ意味がありません。
アクセス数が少なければ、必然的にコンバージョン(Webサイトに訪れたユーザーが、会員登録や購入などの利益につながるアクションを起こすこと)数は増えにくい傾向にあります。
オウンドメディアをユーザーに見つけてもらうためには、検索順位を上げるためのSEO対策を実施するほか、メールマガジンやSNSなどの活用も有効です。
導線の整備ができたら、アクセス解析ツールを使って流入分析をしましょう。
どのチャネル(経路)が伸びているのか、どのチャネルに改善が必要なのかを把握し対策することで、さらなるアクセス数の増加が期待できます。
狙っている検索キーワードが適切でない
SEOを意識したコンテンツ制作においては、あらかじめどのような検索キーワードで上位表示を狙うのかを決めておきます。
しかし、検索キーワードの選定が適切でない場合、ターゲットとなるユーザー層にコンテンツが届きにくいばかりか、コンテンツが届いたユーザーも「欲しい情報が載っていない」としてすぐに離脱してしまう恐れがあります。
また、検索数が多いキーワード(ビッグキーワード)ばかり選んでも、競合が多くなりターゲットとなるユーザー層に見つけてもらえる可能性が下がるため、注意が必要です。
したがって、キーワードはターゲットとなるユーザー層が興味をもちそうなもので、かつ検索上位の獲得が見込めるものを選びましょう。
自社で適切な検索キーワードの選定が難しい場合は、プロに外注するのもおすすめです。
ペルソナが正確に定まっていない
オウンドメディアのコンバージョン数が一向に増えない原因の一つとして、ペルソナ(自社の商品・サービスを使用する典型的な顧客像)が定まっていないことが挙げられます。
アクセス数だけを考えたコンテンツを作成していると、誰の心にも刺さらない恐れがあります。
設定したペルソナの悩みを解決できるコンテンツの制作が、結果としてユーザーニーズを満たすことに繋がります。
なお、ペルソナの考え方については以下の動画(1分51秒~)で詳しく解説しているので、ペルソナについて知識を深めたい方はぜひご覧ください。
独自コンテンツが少ない
失敗しやすいオウンドメディアの特徴として、コンテンツに独自性が少ないことが挙げられます。
- 競合を参考にした結果、コンテンツが似た内容になる
- 企画から入稿まで制作会社へ丸投げしている
上記のようなケースでは、「どこかで見たことがあるコンテンツ」を量産してしまう可能性があります。その結果、ユーザーの記憶に残りにくくなるでしょう。
さらに、SEO観点でもコンテンツの独自性は重要です。Googleは著者による独自の分析や調査など、そのコンテンツならではの情報を高く評価しており、独自性のないコンテンツは上位化されづらい傾向にあります。
Webコンテンツが量産されている昨今で価値があるのは、その企業独自の情報や見解です。自社だけの事例や担当者のノウハウを盛り込むなどして、競合他社と異なるユニークな情報を提供するよう心がけましょう。
自社に事例やノウハウが不足している場合は、外部の専門家に監修を依頼するのもおすすめです。
コンテンツが更新されていない
オウンドメディアにかかわらず、コンテンツが更新されないWebサイトは検索順位が下がる傾向にあります。検索順位が下がると必然的に流入数は減り、結果としてオウンドメディア運営は失敗に終わるでしょう。
コンバージョンの獲得を目指すオウンドメディア運用をするのであれば、できれば2~3日に1本、少なくとも1週間に1本以上は記事を公開するなど、比較的短いスパンでコンテンツの更新が行えると理想的です。
▼関連記事
SEOにおいて更新頻度は重要?効果的な更新方法や更新目安を解説
PDCAサイクルを回せていない
オウンドメディアの成果が出るまでには、どうしてもある程度の期間が必要です。短期間での成果を追い求めると、モチベーションの維持や人的リソースが確保できなくなって失敗する確率が高くなります。
PDCAサイクルを効率よく回し、改善を繰り返しながら時間をかけてメディアを育てましょう。
PDCAサイクルとは、以下の4つのステップを繰り返し、継続的な品質改良を目指すフレームワークです。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(対策・改善)
たとえばオウンドメディアの運営を開始した直後は、どのようなカテゴリーでどのようなキーワードで記事を制作すればよいか、勝ち筋が見えていないケースが多いでしょう。
実際、上位化しやすいカテゴリーやキーワード群は、ジャンルや競合状況、自社のビジネスモデルなどによって変わってくるため、PDCAサイクルを回して検証する必要があります。
- Plan(計画):競合サイトや自社サービスを参考に、カテゴリーを検討する
- Do(実行):複数のカテゴリーで複数のコンテンツを作り、公開する
- Check(評価):各記事の順位やPV数などのパフォーマンスを計測する
- Action(対策・改善):パフォーマンスの良いカテゴリーの優先度を上げ、コンテンツを増やす
最後の「Action」までいったら再び「Plan」に戻り、修正や改善を加えながら次の計画に反映させることが大切です。
オウンドメディア運営を失敗で終わらせないための4つの対策
オウンドメディア運営を失敗で終わらせないための対策として、以下の4つが挙げられます。
それぞれの対策法が理解できるように、詳しく見ていきましょう。
小さな目標を決めて少しずつ達成していく
オウンドメディア立ち上げにあたり、最終的な目標(KGI=Key Goal Indicator)を決めることは必要ですが、前述のとおり成果を出すためには膨大な時間と労力がかかります。
運用を開始してから当分の間は成果が出ない時期が続くため、モチベーションの維持が難しくなります。そこで「毎月10記事公開」や「リード(問い合わせや資料請求)5件獲得」などの小さな目標をたてることが大切です。
実現可能な目標(KPI=Key Performance Indicator)を設定し、達成を繰り返すことでモチベーションを維持すれば、PDCAサイクルはスムーズに回ります。
反対に、小さな目標を設定せずにメディア運用を続けると、行動指針が不明確になり、メンバーは何をすればいいかわからなくなってしまうでしょう。
ユーザーに届くように工夫する
オウンドメディアを立ち上げたとしても、コンテンツがターゲットユーザーに届かなければ成果は出ません。
まずはSEO対策を実施して検索順位を上げ、並行してSNSでコンテンツを公開するなど、一人でも多くのユーザーに届くように施策を実行しましょう。
他にも、プレスリリースやメールマガジンを発行し、ユーザーとの接点強化およびメディアの認知拡大を図る方法もあります。
ユーザーに届ける工夫を繰り返し実施すれば、アクセス数やコンバージョン数は次第に増えていくでしょう。
コンテンツの更新を定期的に行う
オウンドメディアを失敗に終わらせないためには、コンテンツの更新を定期的に行うことも大切です。ジャンルにもよりますが、更新頻度が高いサイトは検索エンジンから「最新の情報を扱っている」と評価され、順位が上がりやすい傾向にあります。
ただし、更新頻度を意識するあまり低品質なコンテンツを量産する、意味のないリライトを繰り返すなどでは意味がありません。
オウンドメディア運用を成功させるためには、質の高いコンテンツを定期的に発信することが大切です。
コンテンツ制作の流れやポイントについて知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
▼関連記事
コンテンツ制作の流れとは?押さえるべきポイントや制作方法についても解説
運営が不安な場合はプロに頼む
オウンドメディアの運営には、SEO対策やサイトデザイン、ライティングに至るまで、さまざまな専門知識が必要です。
社内理解を得て人的リソースを確保できたとしても、専門知識が乏しいメンバーばかりでは、成功は困難を極めて難しいです。
とりわけWebデザインやSEO対策は専門性が高いため、社員だけでどうにかしようとせずプロへの外注も検討しましょう。
フラップネクストでは、SEOでの流入を前提としたWebメディアの構築、運用の支援等を行なっています。無料での相談も承っているので、お気軽にご連絡ください。
フラップネクストのオウンドメディア成功事例
ここからはフラップネクストが手掛けた成功事例を2つご紹介します。
【人材紹介サービスの事例】検索意図を精査したキーワード設計で月間PV20万超え
動画ではフリーランスのエンジニアを集客して企業へ派遣・紹介するビジネスモデルのオウンドメディアの事例を紹介しています。
実際に出た成果は以下の通りです。
- 月間約20万PV達成
- リード(問い合わせ)月間約100件獲得
成果を出すために実施した施策は、「フリーランスエンジニアが検索しているキーワードで上位表示するための記事を作って集客する」というものです。
これだけだとごく一般的な施策に思えますが、弊社ではさらに以下のような施策を実施しました。
- 検索ボリュームが少なく競合性が無いキーワードのうち、コンバージョンに直結しやすいものを厳選する
- エンジニア経験者のライターをリクルートし、専門性の高い記事を制作する
- エンジニアスクールを新規設立し、送客する
3つの施策の中でもとりわけ目を引くのが、3番目の新規事業としてスクールを立ち上げたことです。
即戦力となりにくいエンジニア初心者を一旦スクールへ誘導し、育成してからクライアントの派遣事業へコンバージョンするという提案でさらなるマネタイズを実現しています。
【歯科医院の事例】被リンク施策で流入数2倍
続いての動画は、歯科医院のWebサイトの事例を紹介しています。
本案件では、歯科医院のWebサイトへのアクセスを2倍以上に伸ばすことに成功しました。
病院などのWebサイトは「YMYL(Your Money or Your Life)領域」と呼ばれ、Googleからの評価獲得の難易度が高いといわれていますが、弊社が主に注力した施策は以下の2つです。
- 基本的なSEO対策でマイナス評価をなくす
- 被リンクの獲得によりドメインパワーを強化する
とくに2つ目の「被リンクの獲得によるドメインパワーの強化」は、時間こそかかりますが、YMYL領域の場合でも非常に有効です。クリニックサイトの場合、以下のような良質な被リンク獲得先が存在します。
- ポータルサイトに掲載
- メディアへの寄稿や監修
- 協会や公的機関への加入
半年ほどかけて約30個の被リンクを獲得した結果、2~3ヶ月で流入数が増えはじめ、さらに1~2ヶ月後には2.5~3倍にまで伸びています。
オウンドメディア運営に失敗しないためには事前準備が大切
▼本記事のサマリ
- オウンドメディア運営で失敗する9つの事例
- オウンドメディア運営を失敗で終わらせないための4つの対策
- フラップネクストのオウンドメディア成功事例
オウンドメディア運営は決して簡単ではありませんが、社内一丸となって失敗を避けながら更新を継続することで、いずれはコンバージョン率アップや売上アップといった具体的な成果を出ます。
「なかなか成果が出ない」と落ち込む前に、PDCAサイクルを回せているか確認してみましょう。スムーズにPDCAサイクルを回すためには、小さな目標の設定が不可欠です。
なお、弊社ではオウンドメディアを運営する企業様向けに、SEOの無料相談を承っています。アクセスが増えない、成果が一向に出ないなどのお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
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